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#1910301).読み聞かせ 昼読み 5・6年生向け 「藤井いづみ先生によるおはなし会」

10月30日水曜日に今年度第4回目の昼読み(5・6年生向け)を行いました。

ロング昼休みを利用した,2回目の外部の先生をお招きしての昼読みでした。昔話や物語などを本を読まないで伝承する‘語り’や,本による読み聞かせや,わらべ歌や昔遊びを,長年子どもたち向けにされておられ,ご自宅でまめの木文庫を主催されていらっしゃる藤井いづみ先生が,7月に続き,5・6年生向けおはなし会をしてくださいました。

はじめは,秋らしく,どんぐりを使ったわらべうたです。両手のうちのどちらの手に入っているかを子どもたちが当てたり,どんぐりの中身の音を耳を澄まして聞いたりして楽しい気分になったところから,いよいよいづみ先生のおはなし会スタートです。

みんなが揃うまで,詩集から2編読んでくださいました。

(「のはらうたⅠ」 作 工藤直子 のはらみんなのだいりにん 出版 童話屋

じゃんけんぽん さわがによしお / あきのひ のぎくみちこ)

今日は,5・6年生向け内容でしたが,どの学年でも参加していただけるようアナウンスしたので,様々な学年の子どもたちがどんどん集まってきてくれ,いづみ先生による‘語り’が始まりました。

一つめの‘語り’のおはなしは,「かにむかし」という日本の昔話です。かにが大切に育てた柿の木の実をサルが横取りし,かにに柿の実を投げつけ殺してしまいます。かにの子どもたちが怒って,いろいろな味方をつけながら旅に出て,最後は味方とともにサルを懲らしめるというおはなしです。おはなしの展開にわくわくしながら聞いていました。

 子どもたちの出入りの間,「かえるがみえる」(作 まつおかきょうこ 絵 馬場のぼる 出版 こぐま社)という絵本を読んでくださいました。‘かえる’を使ったいろいろな動作を面白い絵で表現されている絵本に,くすくす笑いが起こりました。

二つ目の‘語り’のおはなしは,グリム童話から「七羽のカラス」というドイツの昔話です。カラスの姿に変えられてしまった7人のお兄さんを探しに,妹が旅に出て,最後はお兄さんたちを人間の姿に戻して一緒におうちに戻ってくるというおはなしでした。低学年の子どもたちも大勢いましたが,冒険の内容にはらはらドキドキしながら,長いおはなしをとても集中して聞いていました。

三つ目の‘語り’のおはなしは,長野県で語り継がれている「大晦日の客」という日本の昔話です。貧しい弟が大晦日に訪ねてきたおじいさんを家に泊めてあげ,作ったばかりの筵(むしろ)をかけて寝かせました。翌朝,筵(むしろ)をめくると金のかたまりが出てきて,裕福になるというおはなしで,子どもたちは熱心に聞いていました。

おはなしが全部終わると,10月生まれの二人がろうそくの火を一緒に消しました。

前回7月のいずみ先生の昼読みに引き続き,今回も聞きにきてくれたおともだちも何人かいました。初めて‘語り’を体験した子どもたちもたくさんいたと思いますが,一所懸命に集中して聞いてくれ,読み聞かせメンバーはうれしかったです。

藤井いづみ先生には,来年度も,いづみ先生の‘語り’の世界を並木小学校に広げていただけたらと思っています。

次回の昼読みも楽しみにしていてください。

 

読み聞かせリスト 令和元年(2019年)10月