ホーム » 5.ボランティア » ①読み聞かせボランティア » #1902241).宮澤先生 講演会 報告

#1902241).宮澤先生 講演会 報告

 11月2日(金)10:00~11:30 並木小学校 会議室にて、筑波大学大学院 人間総合科学研究科 特任助教 宮澤 優弥先生をお招きし、「これからの時代の読書・読書教育について」という演題で講演会を開催いたしました。小春日和の清清しい陽気の中、ご多用のところご参加くださりありがとうございます。また、たくさんの質問をありがとうございます。おかげさまで、活気のある講演会となりました。

宮澤先生も読み聞かせのお兄さんとしてボランティア活動の経験があり、よく通る声で興味深い内容のお話をされました。

宮澤先生の講演会 感想:アイスブレイクとして行ったグループ内での本の紹介、そして、読書の良さを共に考える活動では、皆様の読書のとらえ方が分かり、とても勉強になりました。また、提示いただいた資料・解説から、今後さらに読書を楽しめる環境をつくるにはどうしたらよいかということを考える機会になり、大変有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

最近、先生が読んでいる本 『NORTH 北へ』―アパラチアン・トレイルを踏破して見つけた僕の道 スコット・ジュレク著 栗木 さつき訳 NHK出版

「ぼくも走るので…」と照れながら笑顔で楽しそうにお話されました。壁に突き当たっても、妻や仲間に支えられ前進を続ける主人公、読んだら前向きになりますね。

アイスブレイク(Icebreak)で、近くの方3~4名と①最近どんな本を読みましたか、最近本を読みましたか ②読書することにはどのような良さがあると考えますか について約10分話し合いました。たくさんの意見が出て、とても有意義でした。

2002年より朝読書の時間があるため、今の小・中学生は本を読んでいるのですね。高校生は横ばいです。もし、朝読書の時間がないと…

読み手と聞き手が同じ本について感想を共有し楽しむ…。並木小は、読み聞かせボランティアのおかげで、本が好きな子どもが多いのですね。

参加申込書の質問欄には、

① 小説を読むのが苦手で、文字で酔ってしまうと子どもが話します。小説を楽しめて、苦手が好きになる方法がありましたら、アドバイスいただきたいです。

→文字で酔うのは子どもによくあることですので、kindleなど電子書籍で文字を大きくする、本は指を添えて読んでいるところを追うといった工夫をしてみるといいかもしれません。読み聞かせでいろいろな本に触れると、子どもが読みたい本に出会う機会が広がります。

② 幼い頃から読み聞かせをしていて、おかげで子どもは本が好きになりました。『読む力』と『書く力』(『聞く力』)に相互関係はありますか?子どもは本を読むことはすきなのですが、文を書くことが苦手で困っています。

③ 本を読むのがすきなのですが、例えば国語の授業やテストの長文読解などで、物語文の主人公の気持ちを尋ねられる・論説で作者の意図を尋ねられるといった記述式の問題で、いつも△か×です。いくつかあるポイントを一つの分にまとめるのが苦手なようですが、いろいろなジャンルの本をたくさん読んでいるのに、記述ができないのはどうしてでしょうか?本を読むのは好きなのに、読むことと書くことは別なのでしょうか?ご回答お願い申し上げます。

→ ②と③は似た内容ですので、まとめます。読むこと・聞くこと・話すこと・書くことは相互関係があります。書くことが苦手というのは、例えば読書感想文など自分が好きな本について作文を書いてみるのもいいです。長文読解で△か×というのは、適した方略(strategy)がわかるとできるようになります。読むこと・聞くこと・話すこと・書くことは、日々の積み重ねですので、地道に練習するしかありません。とご回答を頂きました。

事前に準備をした質問以外にも、多くの質問が寄せられとても活気がありました。ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございます。

その他の質問で、「絵本を読み聞かせする利点は他にありますか」という質問に「例えば、『ルリユールおじさん』は絵が独特ですね。これは水彩画かな?どうやって描くのかな?と絵を良く見ることによって、自分が絵を描く時に生かせることもあります」とご回答いただきました。きれいな絵の絵本を見るだけでも癒されることってありますものね。子どもの探究心を応援するような素敵な回答でした。